突然Yちゃんと連絡が取れなくなり、
焦った私は何度かお店に行った。
しかし彼女は居なかった。
お店の人に聞いてもその都度
「今日はお休みです」
としか言わない、まぁ当然だろう。
私が店員だとしても同じことを言うだろう。
あまりしつこくメールをするのも気が引けて、
直接の連絡もしなくなった。
それから約一年が過ぎた。
当時は本州資本の風俗チェーン店が
一気にススキノに上陸してきた時期だった。
ハ○ンチグループやイ○スグループなど、
今のススキノをリードする企業がススキノを席巻していた。
私もグループ店に行きながらも
たまにエ○ジェルにも顔を出していた。
そんなある日、
私は指名なしにもかかわらず
なんとYちゃんに付いたのである。
「おぉ神様~!」
と私は天を仰いだ。
そして彼女を抱きしめた。
私「心配してたんだよ~」
彼女「ごめん、体調悪くしてて実家に帰ってた」
私「そうか、良くなったの?」
彼女「うん、万全じゃないけどまあまあ」
その時私はピンと来た。
大きな声じゃいえないが、
私は当時彼女とのプレイは完全な生○番だった。
「もしかして妊○?」
と思ったが、怖くて彼女には聞けないし
その原因が私だと断定できないから何も言わなかったのだろう。
その日はなんとなく何もしないで、
ずっと彼女を抱き寄せ、時間一杯添い寝した。
当時の私にはそんなことしか出来なかった。
ジーダス(JSDSS) GIRL’S LIFE TOKYO NOIR
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